今日の電子書籍関連ニュース

電子書籍の案内役 ASAHI eBOOK AVENUEオープン 朝日新聞社のインターネット情報サービス「アサヒ・コム」上に4日、電子書籍を紹介する特設欄「ASAHI eBOOK AVENUE」がOPENした。 朝日新聞が読書面で取り上げた本で電子書籍化されたものを、書評と共に紹介し…

電子書籍端末徹底比較(1)〜iPad、Kindle編

iPadが発売され、早5か月が過ぎようとしている。国内の各社もiPadに対応した電子書籍端末を次々と発表している。今後、電子書籍端末あるいはスマートフォンの購入を考えている人々にとって、一番お勧めの端末はどれなのか?各端末ごとに特徴、価格を徹底的…

DRMについて(2)〜DRMなぜ必要?ユーザー側の不平と出版社の言い分

電子書籍の話題に付きものなのが、DRM(Digital Right Management)だ。「DRMなんて無い方がいい」と思っておられるユーザーはたくさんいると思う。それはそのはず。DRMが施されていなければ、電子書籍でも紙媒体の書籍同様に友人間での貸し借りが…

DRMについて(1)

DRM

DRM(Digital Rights Management)とは デジタルデータとして表現されたコンテンツの著作権を保護し、その利用や複製を制御・制限する技術の総称(デジタル著作権管理)。 デジタル化された書籍や音楽などの著作物は何度コピーしても、どんな遠距離を送受信…

タブレットPC

タブレットPCとは iPadの発売に触発され、多くの企業からタブレットPCなるものが続々と発表されている。それに伴い、タブレットPCの定義が変化しつつある。 そもそも「タブレット」という言葉を広辞苑で引くと、「コンピュータで、ペンで平画板をなぞ…

電子書籍のデメリット

ユーザ側 電子ブックリーダーのハード(有料)の購入がハードル 電子ブックリーダーを購入すつお金で、文庫本が何冊買えることか。 電子ブックリーダーのソフトウェア(無料)の入手が必要 PC機器に弱い情報弱者の人々にとっては、ソフトウェアのDLだけでも…

電子書籍のメリット

紙の書籍と比較した時の電子書籍のメリットを挙げてみました。補足が必要なものには注釈を付けてあります。 ユーザ側 購入後、郵送時間を待たずにすぐに利用可能。 検索性が高い (注:全文がデータとして保存されているので、本のタイトルは思い出せなくと…

電子書籍について

電子書籍とは 古くより存在する紙とインクを利用した印刷物ではなく、電子機器のディスプレイで読むことができる出版物である。電子書籍はソフトウェアであるコンテンツだけを指すが、ハードウェアである再生用のリーダー端末も重要な要素である。 呼称につ…

現段階ではePubフォーマットが主流

アップル製品がePubフォーマットに主に対応しているということから、ePubファイルが主流であるそう。下記3つはePub作成エディタである。 Sigil http://code.google.com/p/sigil/ eCub http://www.juliansmart.com/ecub FUSEe http://development.fusenetwor…

ePub形式ファイル作成手順〜eCub編①

今回はePubファイル作成ツール「eCub」の使い方を説明したいと思います。 1.まずは以下のサイトからeCubをDLしましょう。 http://builder.japan.zdnet.com/tool/product/10445437/10447389/ 2.eCubを起動し、画面左上のNewボタンを押す 3.本のデ…

販売プラットフォームについて

実に数多くの販売プラットフォームがある。販売プラットフォームごとに特徴があり、販売されている本も多様なので、自分で電子書籍を作成してアップする際には、どの販売プラットフォームを選択するかが重要になってくる。 iTunes Store(App Store、iBookst…

フォーマットについて

電子書籍化するにあたり、各リーダーやビューアに適応したフォーマットでファイルを作成する必要がある。電子書籍化する中で最もややこしいのがフォーマットである。 ePub 米国の電子書籍標準化団体IDPFが推進するXMLベースのオープン企画。タグ付きテキスト…

リーダー端末について

電子書籍について理解するうえで、基礎知識として知っておかなければならないのがリーダー、フォーマット、ビューアの3つです。今回はリーダーについて触れます。主要なリーダーから順を追って紹介していきます。 iPad 国内では今年5月に発売されたアップ…

このブログについて

このブログは電子書籍・電子出版に興味がある読者に向けて、関連情報を分かりやすくまとめることを目指しています。 2010年は電子書籍元年と言われ、電子書籍関連の書籍が多数刊行され、また関連サービスが立ち上がっていますが、フォーマットや環境の違いが…

このブログの著者について

大学で電子書籍に興味を持ち、調べているaoyama_sk(Twitterアカウント)が所属する研究室のメンバーと共にこのブログを作成しています。私はもともと読書好きであるということから、最近の電子書籍の目を見張る進歩に興味を持ち調べてみること始めました。…