タブレットPC

タブレットPCとは

iPadの発売に触発され、多くの企業からタブレットPCなるものが続々と発表されている。それに伴い、タブレットPCの定義が変化しつつある。
そもそも「タブレット」という言葉を広辞苑で引くと、「コンピュータで、ペンで平画板をなぞって図形データを入力する装置」と定義されており、iPadなどはこの定義から大きくはみ出していることがわかる。
ウィキペディアによると、「タッチパネルディスプレイを搭載したハンドヘルド用途のパーソナルコンピュータを指す一般名称」と定義されており、このことから、iPadKindleスマートフォン・その他、少しでもPCの機能を搭載していればタブレットPCということができるのかもしれない。
どのWebサイトでタブレットPCについて調べてみても、サイトごとに定義は異なり曖昧で、これといった明確な定義はなされていない。
IT用語辞典として活用されているサイトITmediaによると、タブレットPCには「ピュアタブレット型」と「コンパチブル型」の二通りあるそうだ。

ピュアタブレット

液晶パネルの内部に通常のノートパソコンと同程度の処理能力を内蔵し、周辺機器への拡張性を具えている。

コンパチブル型

ノートパソコンにペン入力や縦横に回転可能なディスプレイなどタブレットPCの仕様を盛り込んでいる。
タブレットPC関連用語:

WindowsJournal

手書きメモ入力支援や、メモ文書の保存・閲覧・その他の操作をするアプリケーションソフトである。

ドッキングステーション

据え置き方の拡張機器。タブレットPC本体を上に置くだけで接続でき、内蔵のバッテリーに充電したり、ネットワークを通じて他のコンピュータと接続して、USBなどの標準的なインターフェースを通じて外部の周辺機器と接続可能。
本体には無線LAN機能が内蔵されており、外部のコンピュータと簡単に接続可能。